中山道歩き旅 第十九回 芦田から和田 その④

その③の続き。

国道脇の狭い歩道を暫く歩くと、中山道は、再び、国道から離れ宿場へと続く長閑な道となります。

すると「是れより 和田宿」と大きな石に刻まれた和田宿の入口の碑がどっしり置かれます。

進行方向に目をやると、西陽が厳しくささります。

朝陽を浴びて歩き始めましたが、もう西陽の時刻となっていました。

道端には、道祖神

歩く先には、和田小学校、絵のような美しい景色。

このような処で学びたいと思わせます。

学校横には、和田神社の鳥居が立ちます。

宿場内を歩きます。

通りの店先には、昭和の頃に見たような古い看板がそのままに。

右手には、和田宿の守護神、八幡神社

続いて、菩薩寺。

水場には、可愛らしい祝言道祖神

追川橋を渡ります。

此方から、昔を偲ばせる建物がいくつも並びます。

かわち屋。

規模の大きな旅籠で、現在は、中山道歴史の道資料館となっています。

此方は、古民家カフェとして営業中の、石窯cafe KOKUYA。

おやど和田宿。

旧旅籠宝屋を改修して利用しています。

大黒屋。

下の問屋、山木屋。

旧旅籠のたかき。

土蔵建築が残る穀屋。

そして、此方が和田宿本陣跡。

規模の大きな本陣です。

本陣を過ぎても街並みは、続きます。

石合、旧旅籠。

米屋鐵五郎、上の問屋、現在は、和田宿の休憩所。

なが井、旧旅籠。

庄屋を勤めたお家だそうです。

脇本陣跡。

鉄道から離れ、開発が緩やかだったのでしょうか。

そのお陰か、先ほどの長久保宿や此方の和田宿は、街道当時の姿が色濃く残ります。

大変貴重な建物、風景。

旅人の勝手な願いですが、いつまでも残しておいて欲しいものです。

今回の旅は、ここまで、Jさんの車で、スタート地点の芦田宿まで戻り、T氏の運転で家路に着きました。

次回は、難所、和田峠

春が来るまで、一旦お休みです。

今回も良い旅となりました。

 

帰り道、高速のSAで此方を見つけ、思わずパシャり。

高速中山道

中山道歩き旅 第十九回 芦田から和田 その③

その②の続き。

長久保宿を後にし、和田宿へと向かい歩き続けます。

時刻もお昼を過ぎました。

歩いている途中、通り沿いに飲食店らしきお店を複数見つけることができましたが、あまり気乗りせず、スルー。

すると、此方にも飲食店が建ちます。

良さげだねっと、短い話し合いの結果、入店致します。

店名は、たまご屋キッチン。

たまご料理の専門店でした。

メニューを見ると、あつあつ目玉焼き定食や、オムライス、親子丼等どれも美味しそう。

私は、卵かけご飯定食を選択。

まずは、おかわりし放題の新鮮玉子達が運ばれて来ました。

卵かけご飯定食登場。

ご飯は、山盛り。

絶品でした。

大変美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

お腹も満足し、気分も良く、旅を再開致します。

暫く歩き、青原の交差点を右に入ります。

水明の里碑。

馬頭観音が並びます。

和田宿までは、暫くゆったり歩きの一本道です。

道端に、道祖神青面金剛が並びます。

茅葺きのバス停。

景色に違和感なく溶け込み、情緒を感じさせます。

石仏石塔。

馬頭観音群。

地蔵尊、石塔群。

様々な石仏石塔が点在しています。

此方には、珍しいミミズの道祖神

この地域では、ミミズがとても大切にされているのですね。

この辺りには、当時、立場があったそうです。

水場。

水場には、火の見櫓が立ちます。

和田宿は、まだ先です。

向こうに見えるのは、大日堂。

石塔が並びます。

三千僧接待碑。

まずは、千人接待を目標に、二千、三千人と接待したとの事。

可愛らしい福猫像。

小さな石仏が点在し、奉られてます。

和田宿を目指してくてく歩き続けます。

石仏郡の中に、なんだか可愛らしい石碑がありますね。

阿亀馬頭観世音の石碑。

福大大士。

石仏石塔が並びます。

先に進むと左手には、若宮八幡神社が鎮座します。

此方は、芭蕉句碑でしょうか。

その先には、一里塚跡。

上組の一里塚跡、日本橋から四十九里。

和田宿への道は、国道に合流し、狭い歩道を暫く歩きます。

和田宿へは、あと一歩きです。

その④に続く。

中山道歩き旅 第十九回 芦田から和田 その②

その①の続き。

道標に従い歩いていると、先ほどと同じように、ガードレールの切れ目から細道に入ります。

急な坂道、足元を気をつけながらゆっくり下ります。

下った先は、松尾神社の境内でした。

これ迄の旅路の無事に感謝し、参拝。

境内を見学させて頂きます。

此方、御柱でしょうか。

神社に掛かる橋は、通行できませんでした。

松尾神社を後にすると、長久保宿は、目の前です。

令和に建てられた、真新しい、まつり地蔵尊

長久保宿に入ります。

正面には、紅葉した山が美しくそびえます。

長久保宿は、L字型の街並み。

堅町と横町にわかれていて、まずは、堅町を歩きます。

当時の面影を残す建物が多く、また、しっかり保存、整備されています。

吾一庵、江戸時代末期から明治初期の建物。

少し中を覗かせてもらいました。

丸木屋。

一福処濵屋、明治初期に旅籠として建てられたが開業に至らなかったそう。

現在は、長久保歴史資料館。

此方で一休み。

館内は、こんな感じ。

石合本陣跡。

真田家の家老を代々勤めた家だそうです。

高札場跡。

先に進むと。

脇本陣跡。

釜鳴屋。

うだつが上がった建物。

濱田旅館。

枡形。

此方で突き当たり、横町へと入ります。

旧旅籠、辰野屋。

道標を確認。

枡形を右に入ります。

突き当たり、左へ。

水路が現れました。

細道となった中山道を進み、暫く歩くと国道へ合流致します。

通り向こうに、石仏二体確認。

車道の横を歩きます。

国道から一旦畦道へと入ります。

此方には、一里塚跡の案内板。

四泊の一里塚跡です。

色付いた山、見事です。

再び国道と合流すると、道祖神が鎮座。

そろそろお腹が空いてきました。

前回の反省もあり、食事処を探しながら歩きます。

その③へ続く。

中山道歩き旅 第十九回 芦田から和田 その①

2023年11月25日土曜日、天気は、晴れ。

今回も、いつもの4人での旅となります。

季節は、秋本番ですが、前日までのぽかぽか陽気から一変、厳しい寒さの中での歩き旅となりました。

早朝、地元の駅に集合、T氏の運転で、まずは、S氏と3人で和田宿へ向かいます。

和田宿では、車で前乗りしているJさんと合流し、前回の終着地、芦田宿までT氏の車で4人で戻ります。

公共交通機関が少ないこの地域を乗り切るため、車2台を利用して対応致します。

T氏、Jさんありがとうございます。

和田宿から芦田宿までの車移動の途中、食糧確保の為、コンビニに寄ります。

車から降りると、ちらちらと風花が舞う冷え込みとなっていました。

程なくして芦田宿に到着し、朝陽を浴びた立科町役場から本日の歩き旅スタートです。

まずは、中山道へ戻ります。

芦田宿の中心部へ。

歩くとすぐに、蛇石様と呼ばれる曰くのある石が置かれた建物がありました。

この辺りから宿場の中心部となります。

当時を偲ばせる建物が続きます。

まずは、山浦脇本陣跡。

脇本陣跡の前には、土屋本陣跡。

立派な建物が残ります。

本陣跡を後にすると、酢屋茂。

続いて、旅籠津ちや、現在も、金丸土屋旅館として営業中。

芦田交差点の先には、正明寺。

道端には、道祖神がたたずみます。

芦田宿入口交差点の手前には、石打公園。

「石打」とは「境界」を意味するそうで、芦田村と横島村との境との事。

芦田宿を後に致します。

すると、信号を渡る先には、本日最初の難所、笠取峠へ続く道筋が見えてきました。

峠越え開始です。

入口付近には、道祖神が立ちます。

笠取峠の松並木が始まります。

馬頭観音

道沿いには、石碑、石仏が点在します。

まだまだゆったり雰囲気を楽しみながら歩けます。

若山牧水の歌碑。

吉村煙嶺句碑。

国道を渡った先にも松並木は、続きます。

暫く歩くと、再び国道に合流。

国道脇、急坂の歩道をひたすら登ります。

道の向こうに、馬頭観音を確認。

歩き続けると、一里塚跡。

その先に、馬頭観音

昔の面影を探しながら歩きます。

坂の最高地点、笠取峠到着。

此方からは、下りとなります。

途中、金明水、銀明水を探索致します。

残念ながら、発見できず。

峠乃茶屋を横目に歩くと、灯篭を模した中山道のモニュメント。

その先には、笠取峠立場図版木のレリーフ

当時の賑やかな立場茶屋の様子が描かれています。

この先から、国道を離れ、原道と呼ばれる山道に入りました。

道標もしっかり確認致します。

舗装路にでました。

推定樹齢150年、長和町指定保存樹林の枝垂れ桜が、現れます。

馬頭観音地蔵尊

道に書かれた矢印に従い、ガードレールの切れ目から再び原道へ入ります。

野生動物の糞を見つけ、怯えながら森の道を先に進みます。

中山道笠取峠原道の道標が立ちます。

道なりに進まず、歩道をそのまま直進します。

道標に従い歩き続けます。

山道が終わり、里におりてきたようです。

石仏郡が向こうに見えます。

その②に続きます。

中山道歩き旅 第十八回 佐久平から芦田 その③

その②の続き。

長坂橋を渡り、食事ができそうなお店をスマホで検索しながら、望月宿の中心部を目指し歩きます。

お店は、ありましたが準備中。

残念。

道端にちょこんと、かわいらしい馬頭観音がいらっしゃいました。

交差点を右折し、望月宿のメイン通りに入ります。

当時を偲ばせる建物が点在いたします。

望月宿の案内看板のある、バスターミナルで休憩をとります。

此方の近くでもお食事処を見つけましたが、予約のみで満席との事、残念ながらご飯にありつけず。

コンビニも見当たりません。

お腹を空かせながらも、先へ進みます。

大和屋呉服店

御宿山城屋。

井出野屋旅館。

映画、犬神家の一族の撮影に使用されたそうです。

趣のある建物が続きます。

大森本陣跡。

望月歴史民俗資料館。

鷹野脇本陣跡。

軒下に、大きなげたが釣り下がる、旧下駄屋の香美屋跡。

宿の京都側には、大伴神社が鎮座致します。

望月宿に別れを告げ、次に目指すは、間の宿茂田井。

再び小道へと入ります。

道端には、馬頭観音

お次は、急な坂を登る横道へ入ります。

此方にも馬頭観音

数多くの馬頭観音を見ることができます。

牧の里である望月をものがたっていますね。

道標に従い歩きます。

寒念仏供養塔。

この辺りから、青木坂。

国道下のガードをくぐり、地図にあるお食事処を見つけますが、既に廃業。

皆、腹ペコです。

坂道の登り始めにある廃校で、ガス会社が、地域の方々に向けたイベントをやっていました。

良い匂い。

屋台があるようです。

なかに入れるか否か、Jさんが警備の方に聞いてみると、此方には、入ることは、できないけれど、近くにお食事ができるお店があるとの事。

また、お店は、バイパス沿いにあるそうです。

しかし、我々は旧道を歩く宿命。

しかも、これから坂道を登り続ける必要があり。。

悩みながらも歩き続けます。

坂の頂上付近の見渡しの良い場所に着くと、遥か下のバイパス沿いに、幟がはためくお店を発見。

先程教えていただいた、お食事処です。

先に進むか、急坂を下り食事をとるか、4人で話し合い、結果、坂を下る決断を致します。

まさに、背に腹は、かえられない、です。

でも、まあ、待ちに待ったお昼ご飯です。

いただいたのは、此方。

きしめん 久弥さんの、駒月みそかつ丼(きしめん小盛り)

この地域の新名物にしようと売り出し中の一品。

ボリューム満点。 大変美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

食後は、先程下った急坂を登り返します。

坂を登り終え、中山道に帰ってきました。

目指す茂田井宿はあと少し。

茂田井宿は、右側の道へ入ります。

程なくして、茂田井宿に入りました。

神明社が鎮座。

清らかな水路のある白を基調とした美しい街並み。

叶屋、武重本家酒造。

大きな蔵元です。

お酒を購入できたらと、T氏がなかに向かって声をかけますが、不在のようでした。

近くを歩いていた地元の方に聞くと、この先にも大きな蔵元があり、お酒も買えるとの事。

そちらを目指します。

叶屋さんの前には、若山牧水の歌碑が立っていました。

お酒が、大好きな方だったみたいですね。

白壁に水路、100年前も同じ風景が広がっていたのでしょう。

その美しさに感動です。

もう一つの大きな蔵元、大澤酒造、蔦屋さんに到着致しました。

声をかけさせてさせていただき、中へ入れてもらえました。

左側の建物の中でお酒を購入すると、2階にある資料館もご案内いただけました。

急な階段をあがると。

歴史ある貴重な品の数々を見ることができました。

素晴らしい時間を過ごすことができ、感謝です。

蔦屋さんを後にし、再び歩きます。

茂田井村下組高札場跡。

宿内を歩きます。

大きな馬頭観音の石碑。

茂田井上組高札場跡。

石割坂を登ります。

すると、茂田井の一里塚跡がありました。

一里塚跡を後に致します。

茂田井間の宿入口標識があり、次に目指すは、芦田宿にある、立科町役場。

本日の最終目的地となります。

県道を暫く歩くと、大灯篭を模しているモニュメントが立ちます。

道端には、道祖神

役場は、もうすぐそこです。

此方にも、道祖神

立科町役場入口を左に折れると。

到着です。

ここから、事前に予約した、望月ハイヤーさんに乗り、佐久平駅に戻り帰宅です。

ハイヤーが来るまで少し時間がありましたので、ふるさと交流館芦田を見学。

ハイヤーが到着し、本日の歩き旅は、終了です。

今回も、とても楽しい一日を過ごすことができました。

次回は、和田宿まで歩きたいのですが、スタート地点まで&ゴール地点からの移動手段に頭を悩ませています。

中山道歩き旅 第十八回 佐久平から芦田 その②

その①の続きです。

塩名田宿を後にした我々、次に目指すは、八幡宿です。

中津橋を渡ると大圓寺

暫く歩くと、通りの右側には、素晴らしい景色を背にした、大日如来象と芭蕉の句碑が並びます。

続いて、御馬寄の一里塚跡。

日本橋より四十四里目となります。

さらに歩くと、御井大神の石碑。

御井大神とは、井戸湧水の守護神だそうです。

その先には、伊勢宮。

続いて、観世音菩薩。

お次は、生井大神と馬頭観音が並んでいます。

生井大神とは、井戸の守護神。

この地域では、古くから水を大切にし、感謝する文化が育まれていたことが分かります。

歩き進むと、八幡山の石柱。

八幡宿に入ったようです。

道沿いの民家の庭先には、日露戦争で三兄弟が英霊となった事が刻まれた石碑がありました。

背筋が伸びる思いが致します。

八幡神社に到着です。

石の鳥居をくぐると、彫刻が飾られた重厚な門が迎え入れてくれます。

境内に入り、お参りをすませ、建物をじっくり見学させていただきます。

八幡神社を後にし、宿場内を歩きます。

すると、文化元年建築の門を残す、八幡宿の本陣跡がありました。

本陣跡の向かいには、脇本陣跡。

再び宿場内を歩きます。

旧道は、右の細道に入ります。

すると、馬頭観音様が三体鎮座。

歩き始めてから3時間程経過し、そろそろお腹も減り始めたので、食事がとれそうなお店を探しますが、なかなか見つかりません。

とりあえず望月宿に入れば何かしらお店もあるだろうと、希望を持ち頑張って歩きます。

百沢東の交差点の先に見える小道が旧道です。

なかなか良い雰囲気の道筋。

街道歩きを実感できる街並みが残ります。

祝言道祖神

近くには、二十三夜塔。

国道脇の道を行きます。

だんだん細道となりながらも、ずんずん登っていきます。

人気がなく、心細いですが、道に従い歩きます。

中山道は、此方ですね。

標識を見つけ一安心。

山の方へといざなう道筋、険しい道の予感。

道端には、馬頭観音様でしょうか。

此方にも、道標があり、中山道であることを再確認。

すると、瓜生坂の一里塚跡が見えてきました。

山を切通したような道を歩きます。

百万遍念仏塔と瓜生坂の石柱が並びます。

中山道は、此方の道標が示すとおり、未舗装の急な瓜生坂を下ります。

足元に注意して、慎重に下ります。

未舗装区間を終え、舗装路となった道を下ります。

坂道の先に、美しい望月の街並みが見えてきました。

天気が良く、景色が映えます。

長坂と呼ばれる坂道には、石仏、石塔が多く残ります。

長坂橋を渡ると、望月宿は、目の前です。

その③に続く。

中山道歩き旅 第十八回 佐久平から芦田 その①

2023年10月14日(土曜日)天気は、晴れ。

参加者は、いつもの4人。

朝6時半に地元の駅に集合、電車に乗り込み熊谷駅へ。

熊谷駅からは、新幹線で佐久平駅へと向かいました。

8時半過ぎに佐久平駅到着。

構内では、信州地酒の面々が酒樽でお出迎え。

駅からでると、地元よりかなり気温が低くく肌寒い。

上着を着て前回の終着地点へと向かいました。

浅間病院西の交差点から本日の中山道歩き旅スタートです。

この日は、芦田宿まで歩く予定です。

歩き始めて間もなくすると、火の見櫓の傍らに、水神大神の石碑がありました。

水が豊かなこの地域を象徴するような神様ですね。

この日の旅も綺麗な水に癒されました。

歩道のない道を歩きます。

道祖神を見つけました。

朝の信濃路は、空気がすんで眺めも良く気持ちがいい。

左側には、りんご畑。

まず目指すは、塩名田宿です。

濁川に橋が掛かるこの辺りには、平塚の一里塚があったとの事ですが、その形跡を見つけることは、できませんでした。

また、濁川の名前の由来は、浅間山から湧いた水が酸化鉄によって濁っているからだそうです。

橋から川を覗くと、黄土色に濁った水が流れていました。

その先、左側に見えてくるのは、荘山稲荷社。

鳥居をくぐり、稲刈りを終えた田んぼの横路を歩くとお稲荷さんの傍らに、芭蕉句碑や道祖神が並びます。

本日の旅の安全を祈願いたします。

中山道は、この先で中部横断自動車道をくぐります。

すると民家の塀に石碑がありました。

句碑でしょうか?

集落に入り中山道には、時代を感じさせる建物が点在いたします。

ゆっくり周りを眺めながらてくてく歩きました。

暫くすると、百万遍供養塔が立ちます。

視界が開けると、素晴らしい秋の景色が広がります。

少し歩くと諏訪神社

参道には、男女の双体道祖神が奉られています。

此方の集落には、綺麗な水が流れる用水路が整備されていました。

屋根瓦の上にちょこんと、ライオン?

歩き進むと、如意輪大士碑。

その先には、石碑石塔群。

先に進み、左側には、妙楽寺

その先右側に、重要文化財である 駒形神社を示す石柱。

石柱の先には、水路を渡る橋が掛ります。

急な階段を登り、鳥居をくぐり境内へ。

しっかりお参りをした後は、ゆっくり見学させて頂きました。

駒形神社を後にし、中山道は、緩やかな下り坂となります。

旧道らしき、趣のある道も歩きます。

県道に合流し、塩名田宿の入口。

宿場内には、枡形になった交差点をぐいっと、左に入ります。

宿場内に入ると、ちらほらと昔を偲ばせる建物が残り、その軒先には、屋号が書かれた看板も見ることができます。

中津村道路元標。

山善兵衛本陣跡。

この先のバスロータリーで暫しトイレ休憩。

宿場内の絵地図があります。

休憩を終え、旅再開。

問屋も兼ねた、丸山新左衛門本陣跡。

卯達があがる、佐藤半左兵衛門住宅。

と、立派な建物が並びます。

高札場跡。

千曲川を渡るため、中山道は、河辺の方へ下りて行きます。

雰囲気の良い道筋。

角屋。

昔は、川止め等の影響もあり、大変栄えた街だとわかる、風格ある建物が残ります。

美しい街並み。

川魚料理を出すお店が数件ありました。

川を覗くと、舟つなぎ石がぽつりと現在でも置かれていました。

中津橋を渡り、塩名田宿とは、お別れです。

次に目指すは、八幡宿。

その②に続く。