2023年11月25日土曜日、天気は、晴れ。
今回も、いつもの4人での旅となります。
季節は、秋本番ですが、前日までのぽかぽか陽気から一変、厳しい寒さの中での歩き旅となりました。
早朝、地元の駅に集合、T氏の運転で、まずは、S氏と3人で和田宿へ向かいます。
和田宿では、車で前乗りしているJさんと合流し、前回の終着地、芦田宿までT氏の車で4人で戻ります。
公共交通機関が少ないこの地域を乗り切るため、車2台を利用して対応致します。
T氏、Jさんありがとうございます。
和田宿から芦田宿までの車移動の途中、食糧確保の為、コンビニに寄ります。
車から降りると、ちらちらと風花が舞う冷え込みとなっていました。
程なくして芦田宿に到着し、朝陽を浴びた立科町役場から本日の歩き旅スタートです。
まずは、中山道へ戻ります。
芦田宿の中心部へ。
歩くとすぐに、蛇石様と呼ばれる曰くのある石が置かれた建物がありました。
この辺りから宿場の中心部となります。
当時を偲ばせる建物が続きます。
まずは、山浦脇本陣跡。
脇本陣跡の前には、土屋本陣跡。
立派な建物が残ります。
本陣跡を後にすると、酢屋茂。
続いて、旅籠津ちや、現在も、金丸土屋旅館として営業中。
芦田交差点の先には、正明寺。
道端には、道祖神がたたずみます。
芦田宿入口交差点の手前には、石打公園。
「石打」とは「境界」を意味するそうで、芦田村と横島村との境との事。
芦田宿を後に致します。
すると、信号を渡る先には、本日最初の難所、笠取峠へ続く道筋が見えてきました。
峠越え開始です。
入口付近には、道祖神が立ちます。
笠取峠の松並木が始まります。
馬頭観音。
道沿いには、石碑、石仏が点在します。
まだまだゆったり雰囲気を楽しみながら歩けます。
若山牧水の歌碑。
吉村煙嶺句碑。
国道を渡った先にも松並木は、続きます。
暫く歩くと、再び国道に合流。
国道脇、急坂の歩道をひたすら登ります。
道の向こうに、馬頭観音を確認。
歩き続けると、一里塚跡。
その先に、馬頭観音。
昔の面影を探しながら歩きます。
坂の最高地点、笠取峠到着。
此方からは、下りとなります。
途中、金明水、銀明水を探索致します。
残念ながら、発見できず。
峠乃茶屋を横目に歩くと、灯篭を模した中山道のモニュメント。
その先には、笠取峠立場図版木のレリーフ。
当時の賑やかな立場茶屋の様子が描かれています。
この先から、国道を離れ、原道と呼ばれる山道に入りました。
道標もしっかり確認致します。
舗装路にでました。
推定樹齢150年、長和町指定保存樹林の枝垂れ桜が、現れます。
道に書かれた矢印に従い、ガードレールの切れ目から再び原道へ入ります。
野生動物の糞を見つけ、怯えながら森の道を先に進みます。
中山道笠取峠原道の道標が立ちます。
道なりに進まず、歩道をそのまま直進します。
道標に従い歩き続けます。
山道が終わり、里におりてきたようです。
石仏郡が向こうに見えます。
その②に続きます。