中山道歩き旅 第十八回 佐久平から芦田 その①

2023年10月14日(土曜日)天気は、晴れ。

参加者は、いつもの4人。

朝6時半に地元の駅に集合、電車に乗り込み熊谷駅へ。

熊谷駅からは、新幹線で佐久平駅へと向かいました。

8時半過ぎに佐久平駅到着。

構内では、信州地酒の面々が酒樽でお出迎え。

駅からでると、地元よりかなり気温が低くく寒い。

上着を着て前回の終着地点へと向かいました。

浅間病院西の交差点から本日の中山道歩き旅スタートです。

この日は、芦田宿まで歩く予定です。

歩き始めて間もなくすると、火の見櫓の傍らに、水神大神の石碑がありました。

水が豊かな信濃路を象徴する神様ですね。

この日の旅も綺麗な水に癒されました。

歩道のない道を歩きます。

道祖神を見つけました。

朝の信濃路は、空気がすんで眺めも良く気持ちがいい。

左側には、りんご畑。

まず目指すは、塩名田宿です。

濁川に橋が掛かるこの辺りには、平塚の一里塚があったとの事ですが、その形跡を見つけることは、できませんでした。

また、濁川の名前の由来は、浅間山から湧いた水が酸化鉄によって濁っているからだそうです。

橋から川を覗くと、黄土色に濁った水が流れていました。

その先、左側に見えてくるのは、荘山稲荷社。

鳥居をくぐり、稲刈りを終えた田んぼの横路を歩くとお稲荷さんの傍らに、芭蕉句碑や道祖神が並びます。

本日の旅の安全を祈願いたします。

中山道は、この先で中部横断自動車道をくぐります。

すると民家の塀に石碑がありました。

句碑でしょうか?

集落に入り中山道には、時代を感じさせる建物が点在いたします。

ゆっくり周りを眺めながらてくてく歩きました。

暫くすると、百万遍供養塔が立ちます。

視界が開けると、素晴らしい秋の景色が広がります。

少し歩くと諏訪神社

参道には、男女の双体道祖神が奉られています。

此方の集落には、綺麗な水が流れる用水路が整備されていました。

屋根瓦の上にちょこんと、ライオン?

歩き進むと、如意輪大士碑。

その先には、石碑石塔群。

先に進み、左側には、妙楽寺

その先右側に、重要文化財である 駒形神社を示す石柱。

石柱の先には、水路を渡る橋が掛ります。

急な階段を登りきり、鳥居をくぐり境内へ。

しっかりお参りをさせていただき、ゆっくり見学させて頂きました。

駒形神社を後にし、中山道は、緩やかな下り坂となります。

旧道らしき、趣のある道も歩きます。

県道に合流し、塩名田宿の入口。

宿場内には、枡形になった交差点をぐいっと、左に入ります。

宿場内に入ると、ちらほらと昔を偲ばせる建物が残ります。

建物には、屋号が書かれた看板等も見受けられました。

中津村道路元標。

山善兵衛本陣跡。

この先のバスのロータリーで暫しトイレ休憩。

宿場内の絵地図があります。

休憩を終え、旅再開。

問屋も兼ねた、丸山新左衛門本陣跡。

卯達があがる、佐藤半左兵衛門住宅。

と、立派な建物が並びます。

高札場跡。

千曲川を渡るため、中山道は、河辺の方へ下りて行きます。

雰囲気の良い道筋。

角屋。

昔は、川止め等の影響もあり、今より賑わいのある通りだったのでしょうね。

今でもお魚料理のお店が数件ありました。

美しい街並み。

川を覗くと、舟つなぎ石がぽつりと現在でも置かれていました。

中津橋を渡り、塩名田宿とは、お別れです。

次に目指すは、八幡宿。

その②に続く。