中山道歩き旅 第十六回 軽井沢から御代田 その②

その①の続き。

草津道分去れ道標の先に、追分の一里塚が両塚を残した姿でありました。

綺麗に舗装された歩道に導かれ、追分宿に入ります。

宿場の入口には、浅間神社

立派な常夜灯が立ちます。

涼しげな用水路の流れ。

芭蕉の句碑もありました。

宿場内を歩きます。

堀辰雄記念館。

作家の堀辰雄が妻と晩年に過ごした家を保存し、記念館としているそうです。

宿場のあちこちに青空文庫があります。

旅籠風の古本屋さん。

中を覗かしていただき、メンバー1名複数書籍を購入。

整備された宿場町に文学の薫りが漂います。

まさに、此方は、美しい村ですね。

と、そろそろお昼、お腹もいい感じに空いてきました。

近くにお蕎麦屋さんを見つけました、 そば処 ささくらさんです。

待ち人多数、悩みましたが待つことに。

20分程で入店、メニューは、事前に確認済みですので素早く注文致しました。

まず、いただくのは、此方。

瓶のおビール、あては小豆かな。

そして、ざるそば。

蕎麦湯までしっかりいただきました。

大変美味しかったです。

ごちそうさまでした。

食事を終えて、歩き旅再開。

土屋本陣跡、明治天皇追分行在所跡碑があります。

隣には、高札場跡。

諏訪神社に、

泉洞寺が並びます。

宿場の京都側入口には、枡形茶屋つがるや。

追分宿をでると、分去れの碑があります。

北国街道との追分です。

中山道は、左に入ります。

道の先には、中山道69次資料館のミニ中山道がありました。

日本橋から今まできた道を、楽しく振り返ることができました。

京都までの道標。

まだまだありますね。

しかし、本日のゴール、御代田駅までは、あともう少し。

観音様に見守られ、歩きます。

大山神社

御代田の一里塚入口の看板を見つけ、小路を進みます。

すると、垂れ桜が立つ一里塚がありました。

雲ひとつない晴天下、背景に浅間山、緑と青空の見事なコントラスト。

反対側の塚も残ります。

中山道に戻り、本来なら此方の階段を下りますが、 本日の歩き旅は、御代田駅がゴール。

階段は降りずにそのまま駅まで歩きました。

日差しが強い一日でしたが、吹く風は、心地よく、何より道に繁る木々の緑が印象に残った旅となりました。