中山道歩き旅 第十一回 新町から高崎 その②

その①の続き。

宿場そばで、美味しいお蕎麦をいただき、倉賀野宿を目指し、てくてく旅再開です。

まずは、跨線橋を渡り、直進してから一旦左の脇道を進み、再び、先程きた道と合流。

途中石碑群がありました。

さらに進むと、真新しいお堂が見えてきます。

中山道と日光例弊使街道の追分に建つ閻魔堂です。

現在は、閻魔様が奉られいますが、江戸の頃は、阿弥陀様が奉られていたそうです。

立派な追分常夜灯と道標がたちます。

常夜灯には、寄進者の名前がびっしり。

倉賀野宿に入ります。

倉賀野宿には、今も古い建物をちらほら見ることができます。

また、この日は、天気も良く、江戸方面から歩いて来ると、宿場のメイン通り越しに雪を被った浅間山が正面に見えます。

これは意図的に設計されたものでしょうか。

景色が素晴らしいです。

小栗上野介埋蔵金ゆかりの地。

昔テレビで徳川埋蔵金の番組が大々的にやってましたが、この辺りが発祥なのでしょうか。

倉賀野古商家 おもてなし館。

此方でおトイレをお借りし、館内を見学させていただきました。

ここの施設を管理されているお姉さま方とお話しをさせていただきながら、暫し休憩。

旅を再開し太鼓橋の案内板。

中山道から逸れますが、倉賀野駅方面へ少し入ってところにある道標。

左 ステーション道とあります。

明治若しくは、大正時代に作られた道標でしょうか。

カタカナ表記で石造りの道標、珍しいと思います。

中山道に戻り、双体道祖神

その先には、本陣跡。

卯建が立派な脇本陣 須賀家。

高札場跡。

中山道を逸れますが倉賀野神社と倉賀野城跡を目指します。

まずは、倉賀野神社。

神社には珍しく重厚な瓦屋根。

見事な彫刻。

倉賀野神社を出た所には、鳥啄池跡。

倉賀野城跡は、住宅街のなかの公園になっていました。

城の一方は、川に削られた高い崖で、防御に非常に適した地形となっていました。

今でも眺めの良い場所となっており、公園としても適した場所ですね。

見所満載だった倉賀野宿を後にし、高崎宿を目指します。

途中、安楽寺に立ち寄ります。

異形板碑。

本堂の裏には、古墳があります。

勝軍地蔵尊

高崎宿を目指す道には、松並木です。

ぐんまちゃんが、ちらほら現れます。

高崎駅前まであと僅かなところですが、旅の疲れを癒しに高崎温泉、さくら湯さんに立ち寄ります。

温泉で身も心も癒された後、再び高崎駅前まで歩き、本日の旅は終了。

駅中でお土産にと、前回好評だったガトーフェスタ ハラダさんのラスクとチョコレートを購入し、帰宅いたしました。

天気も、景色もよく、かつ温泉も堪能でき、大満足な1日でした。