2022年9月17日、天気は、晴れ後くもり。
まだまだ残暑は、厳しいですが、猛暑とコロナが吹き荒れた夏が終わり、秋が近づく9月。
久しぶりの歩き旅です。
この日も変わらぬいつもの4人で歩きます。
地元の駅から終点の高崎駅まで、延々電車に揺られ、ホームにある立ち食いそば屋さんで、朝ごはんをいただきます。
信越線に乗り換え、約2ヶ月ぶりに群馬八幡の駅に立ちました。
まずは、中山道に戻る前に、本日の旅の安全をお祈りするため上野国一社八幡八幡宮へ参ります。
仁王門をくぐり、急な石段を登ります。
息を切らせて登り、振り返ると街を一望できました。
その先には、本殿が鎮座。
権現造りで、装飾された彫刻は、一見の価値あり。
お参りを済ませ、中山道へと戻ります。
少林山入口の交差点には、朱塗りの八幡宮大鳥居がそびえます。
国道18号を板鼻下町の交差点まで歩き、右に折れ、国道とは、暫しお別れです。
すると、双代道祖神が夫婦仲良くたたずみます。
その先には、お地蔵様と庚申塔が鎮座。
板鼻宿に入ると、古い建物が点在しています。
代用本陣を勤めた長傳寺。
残念ながら営業前でした。
養蚕の面影を残す建物。
その先には、木島本陣跡。
皇女和宮が宿泊した書院が残ります。
現在は、資料館になっていますがこの日は、残念ながら公開されていませんでした。
なかはこんな感じみたいです。
板鼻宿は、豊富な水が流れる水路で囲まれていました。
板鼻宿に別れを告げ、次は、安中宿を目指します。
暫く歩くと鷹ノ巣神社入口碑。
碓氷川を鷹ノ巣橋で渡ります。
当時橋は、掛かっておらず渡し船で渡ったそうです。
橋を渡ると、行く手向こうの山の斜面に、工場が張り付いたように立ち建ち並びます。
その光景は、まるでアニメ、ラピュタの世界。
中宿の歩道橋の先には、諏訪神社が鎮座します。
此方には、明治天皇が行幸の際、休憩をとる為に立ち寄り、腰掛けたと伝わる石が保存されています。
我々も暫し休憩をとりました。
先に進み中宿の一里塚跡。
立派な蔵が残ります。
日本橋から二十九里。
その先に庚申塔道標。
そろそろ安中駅ですが、駅には、向かわず先に進みます。
当時中山道には、中洲づたいに橋が掛かっていたそうですが、今はなく、川に沿った小路を歩きます。
現在掛かる立派な橋を渡り中山道に戻ります。
河川敷では、元気に少年野球の練習が行われていました。
国道18号から県道125号に入ります。
そろそろ安中宿です。
安中宿の宿場入口には、木戸跡の碑が立ちます。
その②に続く